「24h」喜多嶋舞 [水谷充]

写真集

「24h」喜多嶋舞 [水谷充]

 

喜多嶋 舞(きたじま まい、1972年8月11日 – )は、日本の元女優である。本名同じ(結婚まで)。神奈川県茅ヶ崎市出身。

母親は内藤洋子、父親は喜多嶋修。2歳のころに、両親とともにアメリカ合衆国へ移住、カリフォルニア州で育った。ベジタリアンである。

芸能界デビューは1986年、奥田瑛二と共演した、コンパクトカメラ 「ニューカルディア」(富士写真フイルム)のCMである。1987年にはフジテレビの年末キャンペーンCMに起用された。1988年、父がプロデュースしたシングル『Whisper』で歌手デビューする(オリコン最高34位)。同シングルが挿入歌となったフジテレビ系ドラマ『ときめきざかり』で初主演、女優活動を開始する。翌1989年、『春日局』にも「話題の美少女」として起用され、浅井茶々役で出演した。

帰国子女のキャラクターを活かし、『はなきんデータランド』、そしてKDDの国際電話や英会話学校のCMに出演したが、アイドルとしては低迷。1990年代半ばに入ってからは単なるアイドル女優から脱皮して、時代劇への出演や現代劇でも悪女役、濡れ場などに挑戦する。2001年には「mye-喜多嶋舞+篠山紀信写真集」を発表した。

私生活では、『ワイルドで行こう!』で共演し長年交際していた大沢樹生と1996年6月、妊娠3か月を契機に結婚する。その後男児を出産したが、2005年に大沢と離婚。2007年には、写真集の仕事で知り合った男性と再婚。同年10月の『婦人公論』誌上で妊娠を公表した。翌年1月24日、喜多嶋は女児を出産。大沢との間に誕生した息子の親権は当初喜多嶋にあったが、2007年4月に大沢に移った。しかし2013年に、DNA鑑定により息子と大沢との間に血縁がないことが明らかになる。その後、親権が喜多嶋に一旦戻ったが、喜多嶋が拒否したために息子はアメリカにいる喜多嶋の実母である内藤洋子の許で育てられることになった。

両親の間には他に、アメリカで誕生した弟と妹がいる。また、母方の大伯母に和田妙子が、父-祖母方の大伯母に小桜葉子(加山雄三はその息子)がいる。幕末から明治時代に活躍した公家華族の政治家岩倉具視は、5代前の先祖にあたる。

2015年11月30日、先述の騒動などで現在の家族との問題をおこしたくない事情などで「公私のけじめ」などの理由をもって芸能界を引退。

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